ギターの指板には(フレットレスギターでないがきり)フレットが打たれています。そして指で弦を押さえフレットに接触させる事により、振動する部分の弦の長さを変えることで音程を作り出しています。
多分みなさんグランドピアノの中を見たことがあると思いますが、
低音弦は太く、そして長い。
高音弦に行くに従って弦は細くなり、長さも短くなる。
ギターはこれと同じことを6本の弦と、フレットの組み合わせで実現しています。
ギターの音程は「何弦」の「何フレット」を押さえるかで決まる。
(タブ譜はモロにそれを示す様に作られていますね)
ギターは音程と押さえる場所の関係がピアノの様に整然としていないので、メロディを弾いたりする際に最初ちょっと混乱しますが、逆に同じ高さの音を違うポジションで出せるなど、
かなりナイスな技ができます。
これねぇ、ギターの醍醐味の一つよ、マジで!その件はまたいつか、、、
さて、同じ弦楽器でも例えばバイオリン、ビオラの様なバイオリン属の楽器にはフレットはありません。つまり押さえた指の位置がダイレクトに音程に影響します。
そこで演奏者は正しい音程を出すために自ずとその場所をしっかり意識するわけですが、ギターはフレットがあるおかげでイマイチ意識が希薄になりがちです。
しかし押弦のスイートスポットは結構狭いぞ!そこで
押さえる場所をしっかり意識した方がイイぞ!
となるわけです。
フレットのできるだけ近くを最小限の力で押さえる。
これが良い音を出す重要なポイントの一つ。
メロディプレイ、コードプレイに関わらず常に押さえる場所を意識しながら練習するとイイぞ。
ハンマリング・オン、プリング・オフなんかもすごく楽に綺麗な音が出るようになると思います。
ビデオをアップしたので参考にしてください。