もうかれこれ30数年確定申告の際の職業欄には音楽制作と書いているが、商業音楽にはほとんど無縁なので特に目立つ事も看板をあげる事もなく、じわ〜っとやってきた。
2年前に自宅兼仕事場をリフォームしてちょっと居心地が良くなり自分自身もそれなりの年齢になったので、これからいよいよ仕事が出来なくなるまでの期間もう少しキチッと自分の活動を広報しよう、なんて思い始めてまずはこのホームページを立ち上げて、Google上で自分の拠点STUDIO Yを登録すると共に看板を作ってくれる人を探していた。
そんな折、去年の10月初旬、以前から存じ上げている(元)Y社の辻さん(ミニチュアギターのルシアー)が、facebookページでこれまた(元)Y社の秋山さん(僕の愛機Fアンプの開発者!)の手作り家具工房を訪れて、自作ミニチュアSGをプレゼントしている写真をアップしたのを見た。そうか、秋山さんは手作り家具の工房をやってるんだ〜なんてcreemaのページをチェックしていて思わず目が釘付けになった。
それがこの写真!
ご自身で建てられた工房の上に燦然と輝くハンマーギターの看板!
これじゃん!これを探してた!これが欲しい!
速攻メールを出したら、ありがたいことに城北にあったジャズ喫茶「Time」つながりで僕の事を覚えていてくれて、サインボード制作を快く引き受けてくれたのが去年の10月半ば。
工房を訪ねたりメールで打ち合わせしながら、制作してもらったのがこのサインボード。
愛機Don Grosh、YAMAHA LS36、そしてSTUDIO Yの看板は僕のwebを作る際に自作したロゴが元になっているけど、ギタリストのこだわり満載でとてもサインボードとは思えない出来栄え。待っていた甲斐があったよ(泣)
これをどう飾ろうかあれこれ考えていたらあっという間に春。このスカイブルーは仕事場と青空とのマッチングを考えての決めたものなので、青空が綺麗なウチにちゃんと設置せねば。ミュージカルの音楽制作が佳境に入っている折、急性の聴力障害を患って、これは天啓だとか言い聞かせて、焦りながら耳を休める為の隙間時間を使ってあれこれ試して、とにかく飾りました!
Don Grosh
ディテールが作り込まれていて、部屋を訪れた人たちは軒並み「新しいギター買ったの?」なんてダマされるw
ブリッジも含めて弦以外は全て「木」です。
裏向きにする事はないけれど、裏もキチっと作ったのはやっぱ秋山さんギタリストだからだね。
青空とのマッチングも期待通り。
この色を出すのになんども試してくれてありがとう。もうボケッと見とれちゃう。
LS36
使用材木はずばりスプルース 、質感はアコギのトップそのものです。ブリッジ、ブリッジピンは本物を流用してますが、これは秋山さんのギターに付いていた奴だそうで、代わりをプレゼントしないとイケないかしらw
落款を入れてくださいね、と伝えておいたのでてっきりヘッドに書くのだと思っていましたが、サウンドホールのラベルの一番下に小さく「MADE BY AKI」と書いてありました。
駐車場に掛けたSTUDIO Yの看板。僕のホームページのロゴをベースにデザインしてもらいました。
スカイブルーの下地に黄色の五線は別素材を埋め込んであります。ト音記号とSTUDIO Yのロゴは立体文字です。
「暖簾」方式の看板とし、仕事していない時や悪天候時は仕事部屋に撤収!
全体的にはこんな感じですが、全て移動可能に設置してあるので、ギターを増やしたりレイアウトを変えたりして楽しみたい!
(ちなみに秋山さんの奥様は元々K-MIXの美人アナで、現在も活動しながら「絵本cafe miron」を運営されています。僕の生まれ故郷、周智郡森町を訪れる事があれば、是非行ってみてください。絵本を見ながら美味しいコーヒーをすすり、ゆったりとひと時を過ごすのもいいよね。
そしてリフォームでお世話になった設計士の近藤さんにも感謝!
設置のアドバイスありがとうございます!またコーヒー飲みに来てくださいね。
ああ、新年度に間に合ってよかった。